近年、
**石原印房**には
県外からのお問い合わせを
多くいただくようになりました。
遠方にもかかわらず、
数ある印鑑店の中から
当店を見つけてくださること。
まずは、そのご縁に
心より感謝申し上げます。
当店の印鑑は、決して安くはありません
率直に申し上げますと、
石原印房の印鑑は、
他店様と比べて安い部類ではありません。
それは、
価格を下げる努力をしていないからでも、
特別感を演出したいからでもありません。
「納得のいく、一生使いたい」
そう思っていただける印鑑だけを
お渡しするとお約束しているから
その結果としての価格です。
安さを優先すれば、
工程はいくらでも省けます。
説明も、確認も、
最小限にできます。
しかしそれでは、
「これで本当に良かったのか」という
迷いを残すことになる。
私たちは、
それだけはしたくありません。
だからこそ「対面」を大切にしています
石原印房が
原則として対面でのご相談を
大切にしている理由は、
ここにあります。
- 印材の質感や重み
- 印影の佇まい
- 書体の印象
- 使われる場面や背景
これらは、
カタログや画面だけでは
どうしても伝わりきらないものです。
そして何より、
使われる方が本当に納得しているかどうか
その表情や言葉の間合いは、
直接お会いしてこそ分かるものだと
考えています。
納得のいく一本を
一生使っていただく。
その責任を負う以上、
対面にこだわるのは
ごく自然なことだと
私たちは思っています。
それでも、距離を超えてご縁が生まれることがあります
一方で、
すべてを距離だけで
区切りたいわけではありません。
遠方の方でお電話やメールでのやり取りの中で、
印鑑に対する考え方や
大切にされている価値観が
はっきりと伝わってくる方も
いらっしゃいます。
ご子息様にきちんとした印鑑を持たせたい、結婚を機に奥様に感謝の想いをこめてプレゼントしたい等
心揺さぶるご相談をいただくこともございます。
そのような場合には、
対面に限らず、
お電話やメールでのご相談を
お受けすることもございます。
ただし、その際に
ひとつだけお願いしています。
「なぜ当店を選んでくださったのか」
県外からのお問い合わせをいただいた際、
私たちは、
差し支えなければ
こうお尋ねします。
「なぜ石原印房を選んでくださったのか、
その想いをお聞かせください」
価格や納期ではなく、
当店の考え方や姿勢に
共感していただいているかどうか。
そこを大切にしたいからです。
ある県外のお客様のエピソード
以前、
遠方にお住まいの
経営者の方から
お問い合わせをいただいたことがありました。
最初は、
「県外でも対応してもらえるのか」
という、
ごく控えめなご相談でした。
お電話でお話を伺ううちに、
その方が
どんな場面で印鑑を使われるのか、
なぜ今、印鑑を見直したいと
思われたのか。
一つひとつの言葉から、
「きちんと納得した一本を持ちたい」
という想いが
強く伝わってきました。
私たちは、
その想いを受け取り、
対面でなくとも
責任を持ってお作りできると判断しました。
後日、印鑑をお渡しした際、
その方が
こうおっしゃったのを
今でも覚えています。
「距離はありましたが、
ちゃんと向き合ってもらえたと感じました。
これなら、胸を張って使えます」
その後、
追加で法人印や
ご家族の印鑑についても
ご相談をいただきました。
距離を超えたご縁とは、
こういうものだと
私たちは考えています。
「印鑑を大切だと思ってくださる方へ」お渡ししたい
石原印房は、
多くの印鑑を作ることを
目標にしている店ではありません。
私たちが大切にしているのは、
印鑑という存在を
人生の節目に寄り添うものとして
大切に考えてくださる方に
一本をお渡しすることです。
価格や納期だけでなく、
「この印鑑を、長く使っていきたい」
「納得した一本を持ちたい」
そう感じてくださる方と
向き合っていきたい。
印鑑は、
ただ形があればよいものではありません。
使う人の覚悟や考え方が重なって、
はじめて
どこに出しても自信を持って捺せる一本
になると、私たちは考えています。
創業以来
変わらず大切にしてきた姿勢です。
最後に
当店の印鑑は、
決して安いものではありません。
だからこそ、
「納得のいく一本を
一生使いたい」
そう思ってくださる方に
お渡ししたい。
そのために、
対面を大切にし、
想いを大切にし、
ご縁を選ばせていただいています。
もし県外から
お問い合わせをいただく際には、
ぜひ
「なぜ当店を選んでくださったのか」
その想いを
お聞かせください。
それが、
印鑑づくりの
本当の第一歩になります。


