印鑑は、普段は静かに机の引き出しに収まっています。
しかし、いざという場面では、その存在感が一気に際立ちます。
今回ご紹介するのは、
過去の相続手続きの経験から「実印を見直したい」と
ご来店くださったお客様の制作実例です。
相続の場面で感じた違和感
お客様は以前、相続のお手続きの際に
ご自身の実印を捺印されたそうです。
そのとき、ふと感じたのが
「少し小さいかもしれない」という違和感。
法的に問題があったわけではありません。
しかし、重要な書類に並ぶ印影の中で、
ご自身の印鑑がどこか心もとなく感じられたとのことでした。
印鑑は、単に押せれば良いものではありません。
その場で、自信をもって捺せるかどうか。
そこに大きな意味があります。

はん次郎浦和店でのご相談
今回のお客様は、
姉妹店 はん次郎 浦和店 にご来店。
ご要望は明確でした。
・迫力のある印影
・堂々とした存在感
・長く安心して使える一本
女性用実印としてはやや大きめの
16.5mmをご提案し、方向性が固まりました。
御蔵島本柘16.5mmという選択
印材は、御蔵島本柘。
木質系の中でも繊維が緻密で、
安定性と耐久性に優れた素材です。
サイズは16.5mm。
女性用としては存在感のある大きさですが、
実印としての重厚感と視認性を考えると、
非常に理にかなった選択です。
小さい印鑑が悪いわけではありません。
しかし、**「重要な場面での安心感」**を求めるなら、
このサイズは大きな意味を持ちます。
印相体で構成する「迫力」
書体は印相体。
枠内で線が途切れず構成されるため、
安定感と強さを表現しやすい書体です。
今回の設計では、
線の流れと太さのバランスを調整し、
重厚さと上品さを両立させることを意識しました。
迫力は、単に線を太くすれば出るものではありません。
構成全体の調和があってこそ、
印影に「格」が生まれます。
制作は石原印房で、完全手彫り
制作は 石原印房 にて。
一級彫刻士が最初から最後まで
完全手彫りで仕上げています。
機械彫りでは難しい、
細かな線の強弱や角度の調整。
その積み重ねが、最終的な印影の「迫力」につながります。
一本ごとに異なる名前。
一本ごとに異なる人生背景。
それを踏まえて彫るからこそ、
印鑑は単なる道具ではなくなります。
実印は「いざ」という場面のためにある
実印は、日常的に使うものではありません。
だからこそ、見直されにくい存在です。
しかし、相続や不動産契約など
人生の重要な局面で、その価値ははっきりと表れます。
そのときに
「これで大丈夫だ」と思えるかどうか。
今回の実印は、
お客様がこれから先の節目で
自信をもって捺せる一本となりました。
印鑑を見直すという選択
石原印房では、
「作り直し」や「サイズの見直し」のご相談も多くいただきます。
印鑑は、一度作ったら終わりではありません。
人生の歩みとともに、
最適な形を見直すことも大切です。
もし、
今お持ちの実印に少しでも不安があるなら、
一度ご相談ください。
石原印房の印鑑づくり
- 一級彫刻士による完全手彫り
- 御蔵島本柘など厳選印材
- 実印サイズのご相談にも対応
- 一生涯保証
重要な場面で、自信をもって捺せる一本を。
そのための印鑑づくりを、丁寧に続けています。


