― 印鑑を「一生の道具」と考える店の覚悟 ―

近年、印鑑はインターネットで簡単に購入できる時代になりました。
価格も手頃で、クリック一つで自宅に届く。
便利であることは、確かに否定できません。
しかし石原印房では、ネット販売および代理販売を行っていません。
それは時代に逆行しているからでも、
商売が下手だからでもありません。
あえて「やらない」理由が、はっきりとあるからです。
この記事では、
「なぜ石原印房は対面販売にこだわるのか」
「なぜご本人の来店をお願いしているのか」
その理由を、正直にお伝えします。
① 一生涯保証は「売り切り」では成立しない
石原印房では、印鑑に一生涯保証をお付けしています。
これは単なるサービスではありません。
「印鑑は、人生とともに使われ続けるもの」という考え方そのものです。
実印や銀行印は、
就職、結婚、住宅購入、相続、事業…
人生の節目ごとに、必ず登場します。
そのたびに
「この印鑑でよかっただろうか」
「今の立場に合っているだろうか」
そうした不安が生じることもあります。
対面でお作りした印鑑であれば、
その後の微調整、確認、ご相談にも責任をもって対応できます。
一生涯保証とは、
“作った瞬間”ではなく、“使い続ける時間”に対する保証なのです。
顔の見えないネット販売では、
この関係性は決して築けません。
② 印鑑の価値は、説明されて初めて伝わる
印鑑は、単なる押印のための道具ではありません。
印材、書体、サイズ、彫り方。
それぞれに意味があり、用途によって適・不適があります。
例えば、
・実印に向かないサイズ
・銀行印としては強すぎる書体
・将来の書類では使いづらい仕様
これらは、実際の生活や書類を知らなければ判断できないものです。
石原印房では、
お客さまのお話を直接伺いながら、
「なぜこの印鑑が合うのか」を必ず説明します。
その結果、
お客さまは自分の印鑑に納得し、誇りをもって捺印できるようになります。
何も知らされずに買った印鑑と、
意味を理解して選んだ印鑑。
同じ形でも、そこに込められる想いはまったく違います。
③ 印鑑を「ただの道具」にしてはいけないという警鐘
現在、多くの印鑑が
「安く・早く・大量に」販売されています。
それ自体を否定するつもりはありません。
しかし、その流れの中で
印鑑本来の価値が、あまりにも軽く扱われていると感じることがあります。
印鑑は、
・本人確認
・意思表示
・法的責任
これらを一つの印影で担う、極めて重い道具です。
にもかかわらず、
説明もなく、用途も聞かれず、
ただの“商品”として売られていく現状。
石原印房は、その在り方に疑問を持っています。
だからこそ、
効率よりも説明を
価格よりも納得を
数よりも関係性を
大切にしています。
なぜ「ご本人の来店」をお願いするのか
代理注文やネット注文は、便利です。
しかし印鑑に限っては、便利さが必ずしも正解とは限りません。
印鑑は
「使う本人」と
「印影の個性」が
深く結びつくものです。
だから石原印房では、
必ずご来店いただき、直接お話を伺うことをお願いしています。
※ご家族からの贈り物など、
想いが明確なケースについては対応しています。
これは制限ではなく、
印鑑に対する責任の取り方です。
不便さの先にある「安心」を選ぶということ
ネットで買えば、早いかもしれません。
安いかもしれません。
それでも石原印房は、
対面で、時間をかけて、印鑑をお作りする道を選び続けています。
それは、
お客さまの人生に関わるものを扱っているという自覚があるからです。
印鑑を「一生の道具」と考える方へ。
私たちは、いつでも正面から向き合います。
石原印房
・一級彫刻士による完全手彫り
・一生涯保証
・ご本人来店・対面相談重視
ご相談は、お電話・メールにて事前にご予約ください。



