〜石原印房の志と共に刻まれる、たった一つの印〜

■ はじめに――ひとりの若者が、就職を機に訪れた日

「印鑑って、ネットで頼めばいいと思ってました。
でも、どうしても“ちゃんとしたもの”を持ちたくなって。」

先日、そんな言葉を残してくださったお客様がいらっしゃいました。
20代前半の男性。就職を機に実印が必要になり、ネットではなく、あえて石原印房に足を運んでくださいました。

何気ない日常の中にあって、ふと訪れる“人生の節目”。
私たちは、その一瞬に全力で寄り添う準備をしています。


■ 初めて知る「印鑑の意味」

お客様は、印鑑については全くの初心者とのこと。
素材やサイズ、書体の違い、どれを選べばいいのか分からない――という状態でした。

実際、印鑑は種類も用途も多岐にわたり、選び方には迷いがつきものです。
私たちはまず、お客様がどういう場面で印鑑を使うのかを丁寧に伺います。

  • 今後の就職や転職に備えて
  • 不動産契約や銀行口座の開設
  • 将来的な結婚や相続にも耐えうる一本として

この日も、お客様のライフステージを一緒に想像しながら、素材とサイズ、書体をご提案させていただきました。


■ 御蔵島本柘15.0mm――実印としての重み

最終的にお選びいただいたのは、御蔵島本柘の15.0mm・実印
書体は印相体、フルネーム彫刻。
せっかくだからということで当店のサービスである姓名鑑定をご希望されました。
日本の伝統工芸ともいえる本柘は、年月を経ても歪みが出にくく、柔らかさと温もりを感じられる素材です。

お客様はこうおっしゃいました。

「実印って一生に一本しか作らないじゃないですか。
そう考えると安いと思います。」

私たちにとって、こうした言葉は何よりの報酬です。


■ ネットではなく“ここ”で作る意味

現在、印鑑はネットで気軽に購入できます。
価格も安く、即日発送も当たり前。便利で速い。
それでも、石原印房には県内外からお客様が来てくださいます。

なぜか――それは「常に最上級のものをお渡ししてきた証」であると感じています。

印鑑は、単なる“ハンコ”ではありません。
就職、結婚、出産、起業、相続――人生の節目すべてに関わる、小さな契約の証です。

私たちは、その重みのお手伝いをしている、そのことを常に真正面から受け止めたいと思っています。


■ 一生涯保証――技術と責任の象徴

石原印房では、印鑑にはすべて一生涯保証がついています。

  • 印面のすり減りや欠けの修正

どんな理由であっても、何年経っていても無償で対応いたします。

これはサービスではなく、“私たちが彫ったものに責任を持つ”という誓いです。


■ 赤城刀仙の志を、今に刻む

創業者の赤城刀仙――
その本名を今に伝える者は少ないが、彼の彫る印は“芸術”と言われました。

新潟で生まれ、赤城山の麓で育ち、戦争中も腕を買われ、印鑑を彫っていたとのことです。

常に技術を磨き、妥協なき印鑑へのこだわりは

100年経った今もなお、石原印房の芯として生き続けています。


■ ぶっち店長の静かな存在感

石原印房には、もうひとりのスタッフ――「ぶっち店長」がいます。
お客様の足元で静かに寝そべるその姿に、初めての方でも思わず笑顔に。

お子様連れのお客様がぶっちに話しかけてくださったり、
年配の方が「前に来た時もいたね」と懐かしがってくださったり。

“店の空気”を和らげてくれる大切な存在です。


■ 来店後のメッセージにこめられた、もうひとつの誇り

お客様は、後日こんなメッセージをくださいました。

「印鑑を作るだけのつもりが、なんだか“自分と向き合う時間”になりました。
名前って、すごい力を持ってるんですね。これから大切にします。」

それを読んだとき、私たちは改めて誇りに思いました。


■ 最後に:印鑑は人生そのもの

印鑑は、名前を押す道具ではありません。
「自分という存在に責任を持つ」ための証しです。

あなたの名前が、きちんと、丁寧に、尊重されて扱われるように。
私たちは、今日も一本ずつ、真剣に印を彫っています。


📍 石原印房(群馬県みどり市大間々町)
🕒 平日10:00〜18:00(不定休)
🐾 看板ねこ:ぶっち店長在勤中
🎁 印鑑制作・実印・銀行印・法人印・開業セットまで対応

お気軽にご相談ください。“あなたの一生に寄り添う印”を、ここで。