今回ご紹介するのは、女性用実印をご注文いただいたお客様の納品実例です。
お作りした印鑑は、

という仕様で、一級彫刻士による完全手彫りにてお作りしました。
ご来店いただいた際、お客様が最初におっしゃった言葉がとても印象に残っています。
「印鑑といったら象牙ですよね。せっかく作るなら象牙で作りたいと思って。」
印鑑の素材にはさまざまな種類があります。
黒水牛、白牛角、御蔵島本柘など、それぞれに特徴があり、どれも実印として十分にお使いいただける優れた印材です。
その中でも、古くから最高級印材として多くの方に選ばれてきたのが「象牙」です。
今回のお客様も、その品質や歴史に魅力を感じ、「一生使う実印だからこそ、象牙を選びたい」という想いでご来店くださいました。
「せっかく作るなら良いものを」
実印は何度も作り替えるものではありません。
成人、結婚、住宅購入、相続、会社設立など、人生の大切な節目で使用し、その後何十年にもわたって使い続ける方も少なくありません。
だからこそ、
「せっかく作るなら、良いものを持ちたい。」
そう考える方は多くいらっしゃいます。
今回のお客様も、価格だけで判断するのではなく、
「長く安心して使えること」
「品質の高い素材であること」
「一生ものとして納得できること」
を重視されていました。
私たちも、そのお気持ちに応えられる一本をお作りしたいという思いで、ご相談を進めさせていただきました。
なぜ象牙は高級印材といわれるのか
象牙が長年にわたり高級印材として評価されてきた理由は、その美しさだけではありません。
まず大きな特徴は、非常にきめ細かな繊維構造です。
繊維が緻密で均一なため、細かな文字や複雑な線も忠実に表現でき、美しい印影を長期間保ちやすいという特長があります。
また、適度な硬さと粘りを兼ね備えているため、欠けにくく摩耗しにくいことも魅力です。
さらに、朱肉とのなじみが良く、押印した際には輪郭が美しく鮮明に表れます。
実印は重要な契約や各種手続きで使用される印鑑です。
そのため、印影の美しさや耐久性を重視される方から、今でも高い支持を集めています。
女性用実印に16.5mmを選ばれた理由
今回お作りした実印は16.5mmです。
一般的には女性用実印では13.5mmや15.0mmが選ばれることも多いですが、近年では16.5mmを選ばれる女性も増えています。
印面が大きくなることで、フルネームをゆったりと配置でき、文字の流れや余白にも美しさが生まれます。
また、存在感や重厚感があり、一生ものの実印として十分な風格を備えています。
もちろん、実印に「女性だからこのサイズ」という決まりはありません。
お名前の文字数や画数、手の大きさ、お好みなどを考慮しながら、一人ひとりに合ったサイズをご提案しています。
今回は、お客様のご希望や印影のバランスを踏まえ、16.5mmでお作りしました。
フルネーム彫刻だからこその安心感
今回はフルネームで彫刻いたしました。
実印は姓のみで作ることも可能ですが、フルネームで作成することで、お名前全体の印影となり、より重厚感のある仕上がりになります。
また、印面全体を使って文字を配置できるため、印相体との相性も非常に良く、美しい印影を作ることができます。
石原印房では、お名前の画数や文字の流れを確認しながら、一文字ずつ丁寧に印影を設計しています。
印相体で仕上げる実印
書体には印相体をお選びいただきました。
印相体は、文字が外枠へ向かって伸びるように構成されるため、力強く格調高い印影になります。
また、文字が複雑に組み合わさることで、実印らしい重厚感も生まれます。
石原印房では、単に印相体フォントを使うのではなく、お名前全体のバランスを考えながら印影を設計し、一級彫刻士が一本ずつ丁寧に仕上げています。
石原印房は象牙の正規販売業者です
近年、象牙についてご質問をいただく機会が増えています。
「販売しても大丈夫なの?」
「本物の象牙なの?」
というご不安を持たれる方も少なくありません。
石原印房では、関係法令に基づき適正に管理・流通された象牙のみを取り扱っております。
象牙の正規販売業者として登録されており、適正な手続きを経た象牙だけを販売しています。
そのため、品質だけでなく、流通経路についても安心してお選びいただけます。
私たちは、お客様に安心して一生ものの実印をご購入いただけることを何よりも大切にしています。
一級彫刻士が一本ずつ手彫りで仕上げます
今回の実印も、一級彫刻士による完全手彫りでお作りしました。
象牙は繊維が非常に緻密なため、細かな印影を忠実に表現できる一方、高い技術が求められる印材でもあります。
職人は印材の状態を見極めながら、一本ずつ丁寧に刃を入れ、印影を仕上げていきます。
大量生産では決して生み出せない、世界に一本だけの実印。
それが、石原印房の手彫り印鑑です。
一生ものだからこそ、信頼できるお店で
実印は、人生で何度も買い替えるものではありません。
だからこそ、
「どんな素材を選ぶか」
「誰が彫るのか」
「どこで購入するのか」
も、とても大切です。
今回のお客様の
「印鑑といったら象牙ですよね。」
という一言には、品質の良いものを長く大切に使いたいという想いが込められていました。
その想いに応えられるよう、私たちも一本一本責任を持ってお作りしています。
まとめ
今回ご紹介したのは、
象牙16.5mm・印相体・フルネーム彫刻でお作りした女性用実印の制作実例でした。
お客様は、
「せっかく作るなら象牙で。」
というお気持ちでご来店くださり、一生ものとしてご愛用いただける一本をお選びいただきました。
石原印房は、象牙の正規販売業者として、適正に管理・流通された象牙のみを取り扱っています。
さらに、一級彫刻士による完全手彫り、一生涯保証、姓名鑑定など、品質と安心の両方にこだわった印鑑づくりを続けています。
これから実印をご検討される方、象牙の印鑑について詳しく知りたい方は、どうぞお気軽に石原印房までご相談ください。
一生使う一本だからこそ、納得できる印鑑選びをお手伝いいたします。



