こんにちは、石原印房です。
本日は、当店でも特に人気の高い印材のひとつ、**「御蔵島本柘(みくらじまほんつげ)」**について、少し深くご紹介させていただきます。

「木の印鑑ってやわらかいんじゃないの?」
「どうせなら象牙や黒水牛のほうがいいのでは?」
…そんなお声をいただくこともあります。

ですが実は、この御蔵島本柘こそが、木材印材の最高峰とも言われる素材。
そして、石原印房が**自信をもっておすすめできる“日本の本物”**なのです。

御蔵島本柘

■ 御蔵島本柘とは?

「柘(つげ)」という素材は、古くから日本で印鑑や櫛などに使われてきました。
そのなかでも「御蔵島本柘」は、東京都の離島・**御蔵島(みくらじま)**で自生し、伐採される国産の天然柘のことを指します。

現在、市場に出回る柘印材の多くは海外産のアカネ(東南アジア産)など。
それに対して、御蔵島本柘は年輪が緻密で硬質、そして非常に丈夫。

1本の木が印材に育つまでに、数十年という年月がかかることもあり、
その希少性・高密度・加工性の良さから、
「木材の中で最も印鑑に向いている素材」として知られています。


■ なぜ御蔵島本柘が選ばれるのか?

当店にご来店いただくお客様の多くが、
「せっかく作るなら一生使える印鑑にしたい」とおっしゃいます。

そんなとき、御蔵島本柘は価格・質・美しさのバランスが非常に優れており、特に女性のお客様から高い評価をいただいています。

以下のような声が多く寄せられています:

  • 「手に取ったときの質感がやさしい」
  • 「硬すぎず、温かみがあってしっくりくる」
  • 「木なのにしっかりとした重さと高級感がある」

また、御蔵島本柘は印面の彫り上がりがとても美しく、
彫刻士の技術が活きる素材でもあります。


■ 実際の制作事例より

先日ご来店いただいたお客様は、就職を機に「実印を作りたい」という20代の女性。
最初は黒水牛をご検討されていましたが、実物を見比べたうえで最終的に御蔵島本柘を選ばれました。

決め手は、次の3点だったそうです:

  1. 動物の牙じゃなく、木がよかった
  2. 見た目が自然で美しいこと
  3. 価格がちょうど予算内だったこと

仕上がった印鑑をお渡しした際には、
「この木目と色合いがとても気に入りました。名前を刻んでもらったことで、自分だけのものになった気がします」とのお言葉をいただきました。


■ 高級感と手ごろさを兼ね備えた“選ばれる印材”

象牙や黒水牛も確かに人気がありますが、
「高級すぎて気が引ける」「動物由来は避けたい」という方も増えています。

その点、御蔵島本柘は、

  • 美しい木目と自然な色合い
  • 日本の素材としての信頼性
  • 手の届きやすい価格帯
  • 年月と共に味わいが深まる変化

これらすべてを兼ね備えた、まさに“ちょうどいい上質”な印材です。


■ 石原印房の手彫り × 御蔵島本柘

石原印房では、御蔵島本柘を用いた印鑑はすべて一級印章彫刻士が完全手彫りで制作しております。
素材の持つ柔らかさを活かしながら、印面にしっかりとした深さと凹凸をつけることで、長年使っても印影が変わりにくく、美しさを保つことができます。

彫刻刀の入り方や刃の角度も、木目によって調整を加える必要がありますが、
そこに職人技の真骨頂があります。


■ 一生使える印鑑とは、こういうものです。

財布やカバン、時計や靴は、いずれ買い替えるもの。
ですが印鑑は、人生でそう何度も作り直すものではありません。

だからこそ、素材にも、技術にも、想いにもこだわって選んでほしい。
それが、石原印房の変わらぬ姿勢です。

御蔵島本柘は、そんな「一生の相棒」としてふさわしい一本。
ご自身用にも、大切な方への贈り物としても、自信を持っておすすめできる逸材です。
さらに当店の印鑑は一生涯保証がついております。


📍印材の相談も、お気軽にどうぞ。

石原印房では、印鑑の用途や予算に応じて、
お客様に最適な素材・サイズ・書体をご提案いたします。

  • 初めて印鑑を作る方
  • 素材で迷っている方
  • 実印や銀行印を見直したい方

土曜日も営業しておりますので、どうぞお気軽にご来店・ご相談ください。


📌店舗情報

石原印房(いしはらいんぼう)
〒376-0101 群馬県みどり市大間々町大間々965
📞 電話・LINEでの事前相談も可能です
営業時間:10:00〜18:00(土曜営業)